Zillartal


オーストリアのツィラータルというところに、事務所のスキー旅行。移動は所員の車、宿泊はボスの山小屋ということでお金もかからずとても楽チンでした。10年振りのスキーは予想通りコケまくりで、さらににはスキーを外した後にも転び腰を階段に強打。雪の上をのたうちまわる。
アルプスの景色はすごい。どんなモノ作っても山の造形にはかなわんなーと思わせる美しさがある。

wg崩壊

ジャイ子カップルはある週末に突然家を出てゆき、3ヵ月分の家賃を滞納したまま帰ってこなかったポーランド大道芸人もまた、キレた同居人に出てけと言われて泣きながら出ていった。キレた同居人の目の隈が日に日に深くなっている。ボイラーが故障して暖房も効かないお湯もでない最悪な状況がすでに3日。引越しまであと5日。耐えろ。

2000コの節点計算、折り紙、サッカー、ピクニック、K来シュツット

dkd2007-02-26

ここ2週間の記録。
仕事では主に、三角メッシュのうねるガラス屋根のプロジェクトに従事。三角メッシュなので各節点に6本の部材が取りつくわけで、さらに節点ごとにジオメトリーとかかる力が違うので、全部で2000個くらいある節点を計算してチェック→ヤバかったら厚み変更して再計算、というストイックな作業。ひととおり終わったところで計算プログラムのエラーを発見してまた計算。金曜日にようやく終わったが、果たして本当に終わりなのか不安なところ。今いちこのプロジェクトの中身を把握していなかったのだが、ググってみたらけっこう出てきた。こんなんやってたんですね。→Westfield London, Shepherd's Bush | The Destination For Fashion, Food & Entertainment whitecity roofs (Hammersmith and Fulham, 2007) | Structurae裏でデカい金額が動いてそうなプロジェクトだ。。

先々週は仕事の合間にIの設計課題の模型づくりに従事。手先は器用な方だと思っていたのに、彼の折り紙ファサードがなかなか折り込めず、手際よく折り込んでいくIとHの横で自信を失う。案の内容と考察は彼の日記に詳しいので勝手にリンクさせてもらいますが→シュツットガルト便り、面白そうだと思ったのはいろんな形状に自由に追従しながら、膜の応力状態が変わらないこと(つねに非張力、Sobek先生は膜が常にoptimischだ、といったそうで)、形状の追従を高機能のマテリアルや機械的なテクで実現するのではなく折り紙という幾何学あそびで解いたこと、それを実現する為のディテールやマテリアルに想像の余地があることなど。できあがったものも予想以上にきれいだった。同時にすこしきもかった。彼はこの課題で最高得点を叩き出し、ご褒美に教授の自邸でのプライベートパーティに呼ばれたそうな。

ここ2週間、週末に日本人サッカーチームの練習に参加。サッカーはド下手で目もあてられない感じなのだが、無い技術を運動量で補うべくとりあえず走る。あまり球に触ってないのにえらい疲れる。股関節とふくらはぎがギーギーいっている。

あまり寒くないのとあまりお金もないので、昼休みに会社を抜け出しパンを片手にピクニック。シュツットガルトにはピクニック向きの公園やら展望台が多いと思う。もうちょっと暖かくなったら本格的にピクニック大会でも開くかな。

金土にミュンヘンからKが来た。F邸にて三人で肉祭り、翌日は教会を見てカフェでグダる。Kは7月に来たときもそうだったが、シュツットガルトに来るときはいつも疲れている。そして早めに寝る。ぼくも先月彼の家に行ったとき昼過ぎまで熟睡してたらしいので人のことはいえないけど。

今週の仕事は鉄骨量算定から始まる予定。がんばろー。

どこいっても芋と肉

「Besenに行くぞ!」と無理やりパソコンを消されて、ワイン農家で手作りのワインとパンと芋とソーセージが食べられるというBesenwirtschaftに連れてかれる金曜夜。コップになみなみと注がれる手作りワインはフルーティーでおいしい。しかし酒めちゃ弱いのにワインは。。。アッという間に昇天、就寝してしまった。時々小突かれ起こされつつ二時間くらいはあっちの世界とこっちの世界を行ったり来たり行ったり来たり。
次は寝るまい。