ルトガル行ってきました。備忘録。
So19
WBC韓国戦の余韻を引きずりながらカバ澤とリスボンへ。
チバ大Kくんトウ大Oくんと合流し昼食後アルファマ地区散歩。旧市街は迷路のよう。展望台から見渡すリスボンは朱色。A.シザのホテルのカフェでマッタリし、夕食に鰯3尾食べてホテルに帰って寝る。鰯美味しかった。
Mo20
朝は市場の近くの食堂でビファナ(豚肉サンドウィッチ)とプリンの朝ごはん。万博跡地でA.シザのリスボン万博会場、カラトラヴァのオリエンテ駅。街に戻ってエッフェルの弟子が作ったというサンタジュスタエレベーター。地震で屋根の落ちたカルニ教会。夜はバカリャウリゾットとポルトガル演歌ライブ。バカリャウとは干しダラ。ポルトガルでは大変お世話になりました。ポルトガル演歌はFadoという。
Di21
やや寝坊して隣町べレンに移動。世界遺産ジェロニモ修道院。発見のモニュメント。海に張り出したナンとかの塔。入場料取られるのでジェロニモスだけは入ってあとは海岸散歩。べレン名物パステル・デ・ナダ(エッグタルト)を食べる。これは世界一。この辺りからポルトガルの実力を感じ始める。電車とバスを乗り継いでユーラシア大陸最西端のロカ岬。海が青い空が青い、日本人中国人米国人だらけ。夜、リスボンからポルトへバスで移動。
Mi22
再び寝坊してポルト散歩。建築学生らしくまずOMAのカーサ・ダ・ムジカ。現代建築の底力、成功とはこういうものか、これはすごい。おもわず二日後の国立オケのチケットを取る。これでポルトに四日間滞在が決定。当初はスペインまで行こうとか言っていたのだが、この辺りから滞在のんびり型旅行の気配が漂いはじめた。昼に安くて多い美味しい食堂を発見。結局ここには計4回来ることに。午後、A.シザの海水浴プール、ティーハウス。ティーハウスで雨にぬれたチバ大Kくんと合流。嵐の中グチョングチョンになりながらポルト市街に戻って念願のタコ料理店に行くが、店内の客は皆正装で何か雰囲気がズレている。高くて少ない店だった。タコの少なさにげんなりした我々は昼の食堂にハシゴしてたらふく食べなおしました。食いしん坊万才。
Do23
ブラガのサッカースタジアムに行くはずだったが雨ざんざん降りでやめて、ポルト旧市街散歩。ワインセラーでワインツアー、ポルトワインを土産に購入。旧市街散歩、猫におしっこひっかけられる。ラバナーダという美味しい甘味を発見してしまう。幅が広いぞポルトガル。夜は結局ふたたび安食堂に足を運んで三回目。
Fr24
A.シザのポルト大学建築学科、A.シザのポルト現代美術館、例の安食堂で昼飯を食べアヴェイロに移動してA.シザのアヴェイロ大学図書館建築学生用語ではこういう旅をシザ巡礼といいます。A.シザとは、ポルトガルの誇る巨匠建築家です。夜はカーサ・ダ・ムジカでオケを聴く。軽量構造の授業の影響でしょうか、反響板に空気膜(正圧)を使ってたのが気になった。
Sa25
バスとタクシーでモンサント村へ。集落が岩山に張り付いている。岩山を登ると城のあと。てっぺんから眺める景色はまさに悠久。カステルブランコで一番安い宿を紹介してもらったのだが、何故だかバスキッチンにリビングルームまで付いたペンション貸切り。ホントはいくらなんだろうと不安でなかなか眠れない。。爆睡でした。
So26
カバ澤の予想通り、モンサントはこの旅行のクライマックスだった。宿の主エリシオに連れられてローマ式の教会、自分の畑、ローマ時代の城壁、橋の残る村(名前おもいだせない)、岩山の上の廃墟(街、教会、城)をガイドしてもらう。日本の映画に出たというおばちゃん三人組にからまれる。村のおっさんたちのコイン投げゲームに入れてもらって、おっさんたちのパーティでおいしいワインと鶏と豚をご馳走になる。こういう風景を幸福というのかなと。安くてデカい宿で二泊目。
Mo27
朝早くモンサントをでる。朝6時なのにエリシオおじさんが見送ってくれる。朝ごはんにと、サンドウィッチまで持たせてくれる。感謝。泊まってよかったカーサ・デ・マリア。カステロブランコでエヴォラ行きに乗換えを考えていたが6時間以上待ちということだったので電車でリスボン行きに変更。リスボンの宿は最初に泊まったところと同じ。船にのってリスボンの対岸を散歩。戻ってきて旧市街を散歩して、ミニ曙みたいなおやじがきりもりする食堂をみつける。安い多いそこそこ美味しい。結局ここにはもう一回来ることに。
Di28
エヴォラにいく。A.シザの集合住宅。といってもマンションではなくて宅地開発のような。行けども行けどもシザ。丘の上から見ると一面真っ白のシザの住宅群の向こうに城壁に囲まれたエボラの旧市街が見える。街を散歩して、あまり見晴らしのよくない展望台で休んでいると後からいきなり「Dちゃん!」同級生のコンノさん登場。彼女はスイスに留学中。モロッコ帰りで真っ黒。バスでリスボンに帰って、前日のミニ曙の店でプチ同窓会。
Mi29
コンノさんも一緒に三人で海の街ナザレへ。街区が海岸に垂直に長い短冊状に並んでいるのはなぜ。崖をのぼって街を一望して崖をおりて昼飯探し。夏に観光客で賑わうトコらしく、いまはシーズンオフで閑散。でも観光むけにレストランは高め。安くて多いレストランを見つけるべく歩きまわる。市場の向かいに地元客が入っていく食堂発見。窓際のおじさんが「ココは安いぞ」ってジェスチャーしている。実際安かったし美味かったし多かった。コンノさんはポルトに行くということで別れ、カバ澤と僕はリスボンへ帰る。ポルトガル最後の夜は展望台に登ってポルトガル演歌を聴いてちょっと飲んで帰って寝る。
Do30
夕方、シュツッツガルトに帰宅。カバくんいろいろありがとう。ちょうど誕生日で24才になりました。