Birkenkopf


よく会社の近くの丘の上でピクニックをする。シュツットガルトは盆地なので、まわりの縁の部分には展望台がいくつもある。盆地の向こうの山のてっぺんに木が一本だけ生えた平たい場所が見えるので、昼飯の度にあそこは何があるんだろうと気になっていた。地図を広げてみると、Birkenkopfという名のどうやらそこっぽい展望台を見つけたので行ってみた。
頂上にH鋼の大きな十字架が据えられたこの丘は、もともと第二次世界大戦の空襲で壊された街の瓦礫を積み上げたところらしい。今はすてきなピクニックどころとなっていた。